介護士にとって睡眠障害は職業病の1つであるともいわれています。なぜ睡眠障害になってしまうのでしょうか。それは日勤と夜勤の交代勤務が一般的で生活リズムが乱れやすいからです。夜勤は普段眠る時間帯に勤務しているので睡眠のリズムもずれてしまいますし、太陽の光を浴びながら帰宅することで脳が覚醒してしまうのです。実際、夜勤に従事している人の18.8%の人が睡眠障害に悩まされていることが2002年の厚生労働省の調査で明らかになっています。
ここでは睡眠障害の代表例をいくつか紹介します。最も一般的な睡眠障害といわれているのが「不眠症」です。睡眠時間が不足していたり、睡眠の質が低下していたりしていることが原因で寝つきが悪くなったり、夜中や早朝に目が覚めたりする病気です。疲労が回復できず集中力も低下してしまうため、仕事や日常生活に支障をきたすようになります。介護士に多いのが「概日リズム睡眠障害」です。夜間に十分な睡眠がとれず体内時計が乱れることで起こります。
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夜勤を長く続けると健康リスクが高まるといわれています。少しでもつらいと感じているなら今のうちに働き方を変えることを検討しましょう。日勤のみの職場なら規則正しい生活ができるので健康を取り戻すことができます。
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睡眠障害を改善したいなら普段から意識しておくことが大切です。例えば、眠りやすいように環境を整える、夜勤明けは睡眠を妨げないように消化によいものを食べる、などです。自分なりに夜勤明けの過ごし方を工夫しましょう。